北海道紀行2010年7月18日編 "人生と飛行機とウニ丼と・・洪水"

"北の大地北海道" 子供の頃は"北の国から"や"ムツゴロウ王国"ぐらいでしか馴染みがなかった場所
大人になり競馬を覚えてからは ほとんどの競走馬が北海道で生まれ育つことを知り
そして最初に好きになった競走馬 ライスシャワーのふるさとユートピア牧場にいつか行って見たいと思いを馳せるも
マンガ家になりたいという自分の夢を追いかけてきた自分の人生の中で 当然長期の旅行に行くなどといった甘いことは自分の中で頑として
捨てて生きてきたので あくまで「いつか行ければいいなあ」と思うだけに留めてきた、
そんな20代を過ごしやがて30代になり 自分の表現の限界を悟った私はいつしか筆を置き表現者としての自分に別れを告げた
生きてきた中でマンガを描く以外の人生を見なかった私に当然のごとく心に大きな穴が空き
次の生き方なんて考えることも出来なかったとき
出会いが訪れた。
人生とは面白い まるでトコロテンのように次から次に出来事が私の前にやってくる
今の彼女と出会って付き合う事になりもう5年が経とうとしていた、
その間も順調だった訳ではない 仕事場が3箇所つぶれ生きるのに精一杯な日々
いつか結婚したくても今の経済状態では叶うはずもなく
ただ人生の目標だけはぶれない様に生きてきた"彼女を幸せにしたい"それだけが今の望み。
そんな毎日をつつましく生きている
そして今回の旅行のきっかけは他愛もない冗談から始まった、
フロティアの中で仲間内と喋っていた「北海道でオフ会やったら面白いかなぁ」
そのことを彼女に話すと思った以上に乗り気そして仕事場が無くなる7月なら日も取れるだろうと
トントン拍子で話が進み・・旅行当日

上記の事を思い浮かべながら 心の中で「しかし・・こんな時に旅行してる場合なんだろうか・・まあいいや」などと考えつつ
羽田に着き飛行機を見ながら・・気づいたこと
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
そういえば私って飛行機初めてだったよなぁ
そういえば私って重度の高所恐怖症だったよなぁ
・・・・・・
やばい・・羽田着くまで・・・わーーーすーーーれーーーてーーーたーーーーーーーーー
ガタガタガタ あれ?
ガタガタガタガタ 地震かなぁ
ガタガタガタガタガタ うわっ足震えてるーーーー
やべぇ体持つのかなあ そしてついに・・飛行機に・・搭乗
・・・その時のパニクリっぷりはブログに任せて
何とか千歳に到着・・・怖かった
本来の予定はその後新冠に移動し優駿スタリオンステーション(オグリキャップが最後に居た場所です)に行くはずだったのですが
私がしばらく動きを取れなかったので予定変更して動けるようになってからホテルのある新札幌へ移動
着いた時間がまだチェックイン前だったのでとりあえず荷物を預け
いよいよ札幌の地へ
初めて見た感想は 一言広い・・広すぎる
まず道が広い、昔名古屋の100メートル道路は行った事があったのですが
そこはあくまで"その通りのみ"広いだけで他の通りはまあ普通というかむしろ狭いという印象だったのですが
札幌市街は道幅全部100メートルあるんじゃないかと思うぐらいとにかく広い
そのせいかは分かりませんが"歩車分離信号機"という信号がいたる所にありました
これは何かと言うと要するに歩行者と車の信号が同じ方向でも全く別々のタイミングで変わるというものみたいで
初め意味が分からなかった私は最初信号が変わるだろうと思って歩きだしても全く変わらず
あわてて戻るというボケを何回かやってしまいました
見るものが何もかも始めての私はすっかり"御上りさん"な感じでいわゆる名所というやつをいくつか回ることに

そしてぼーっと見学していたせいでスッカリ写真を撮るのを忘れ(そしてカメラをホテルに置きっぱなしにしていた・・バカねぇ)
この日の写真は全て彼女が撮った写真になっております・・まあ市街では時計台しか撮ってなかったんですけどね・・・
そしてとりあえず軽く市内巡回を済ませて次は当然札幌競馬場へ

そしてブログと重複しますが

私自身いわゆるオグリ世代ではないのですが
彼女のほうがリアルタイム世代で(よく当時言われていたオヤジギャルというやつですね)
現役当時のレースは幾つかナマで見に行っていたそうです
羨ましいことにラストランの有馬にも中山まで行ったという・・・・
そんな彼女がじっと献花台を見つめていたのが印象的でした
まぁその後ケロッとして「献花台の人形売ってないのかなあ」と言ったので思わずずっこけてしまいましたが
しかし府中とか中山と違って・・人少ないです

例えそこの競馬場で競馬が開催されてなくても府中とかだと普通にイスとかはあまり空いてないのですが
札幌だと普通に座れてびっくり 正直羨ましい限りでした
一方建物は

個人的な印象ですが地方競馬大井競馬場に似てるなぁと思いました
なんか少し前の建物って感じがいい雰囲気を醸し出していて 「ああ競馬が開催している時にまた来たいなぁ」
と思わずには居られませんでした、
その後札幌市街に逆戻り 目的は当然札幌ならではのうまいものやっぱり海産物ですよー
ただ問題なのは・・下調べ全然してませんよ まあガイドブックとか見てお手本みたいに有名店いって食べるなんてつまんないし
なので適当に街角歩いていると なにやら言い感じのみやげ物というか市場っぽい場所発見
とりあえずみやげ物はスルーして何かこじんまりとした食堂発見・・ここだ!ここだと私の勘が言ってるーーー
早速中に入りメニューというかお品書きを見る・・・出たよ ウニ丼 これですこれが食べたかったんです
ただし値段はやはりの2500円 さぁ大蔵大臣と財布様に相談だーーー結論食べるしかないでしょーーーー
食べました 
なんていうかね
感動のあまり
ナミダデタ
うまいねぇ もうそれしかないね 
このボリュームは 本州じゃ簡単に味わえないよ てかさ
ご飯がなくなってウニが残るボリュームすごいね
二人合わせて5000円痛いけど痛くないぞ
そしてその後は次の日のオフ会でめぐり合う予定のネカフェへ下調べと当日分のブログを書きに移動
市街にあるネカフェなのに広いね・・
そこでブログとネカフェポイント稼ぎを済ませ
次の日がハードなのでホテルに戻って今日は早く寝ようと
ホテルに戻りました・・まあホテルであんな目に合うとは正直この時に考える訳もなく・・
当時のパニックっぷりはブログに任せて 後になって思っていたことは
灰皿忘れはともかくまさかのユニットバス洪水 いやぁ泊まったホテルって結構有名なホテルらしいんですけどねぇ
というか今まで何回か旅行でそれなりのホテルに泊まったことはあるんですけど
何故どこでもユニットバスなんでしょうね 個人的な経験上ラブホのがいい風呂ってどうなんでしょ?
まあ当時は相当二人でブツクサ言ってましたが今となってはいい思い出なのかな
こうして予定より遅くはなりましたが次の日に備えてとっとと寝ましたよ・・ホントダヨ
北海道紀行2010年7月19日編へ続く(更新予定は不定期になるんじゃよ)