週間私的武具マニアックス 第18回 ハイイーオスバルーン

今週も始まりました週間私的武具マニアックス
今回のお題は 初めての笛かな

ハイイーオスバルーン
攻撃力988 毒440 防御+28 スロット2
切れ味はデフォで青ゲージを持ち切れ味+で白ゲージ発生
旋律は

いわゆる攻撃強走旋律ですね
そして生産の流れは
まず




ランポスバルーン→ランポスの皮x1 竜骨【小】x2

ランポスバルーン改→ランポスの皮x4 ランポスの鱗x3 なぞの骨x3

ドスランポスバルーン→ドスランポスの爪x5 ドスランポスの皮x2 竜骨【中】x3

イーオスバルーン→ドスイーオスの頭x1 黒龍の紅角x1 毒怪鳥の頭x1

ハイイーオスバルーン→鳥竜種の重牙x5 魚竜種の特上エラx5 激毒袋x5


という流れ
難易度的に難しいのは作るときのHR次第ではありますが
ドスイーオスとゲリョの頭でしょうかね?
ただ両方ネカフェポイントや祭りポイントで交換可能ですし
ギャラリー大会の賞品にもなってますので
ある程度の余裕があるHRの方ならば一発でフル強化可能な武器と言ってもいいでしょう
私がこの武器を生産した理由もその生産のしやすさが理由の1つでした
他の理由はやはり"旋律"実はこの武器を作るまでいわゆる攻撃旋律を持つ笛を全く持っていなかったのです
まあ昔は笛を使っても旋律は自分強化のみの"殴り笛"しかやってなかったので・・・
ただ笛という武器の特徴でもあるパーティ強化の威力は知らないわけではありませんでした
それをやっていなかった理由はズバリ"旋律維持"
パーティへの旋律効果を維持しつつ相手にも攻撃をするバランスの取れた戦闘をすることは
正直今でも苦手な私ですが当時は「そんな器用なマネなんて出来るか!」と思い
笛を使うというより"動きの早い鈍器"を使っていたつもりでした
なので旋律なんてどうでもいいやというのが当時の私が持っていた笛に対するイメージでした
ただこの考え ソロで狩猟をしているだけならある意味問題はない考えかもしれませんが
MHFは当然のことですがオンラインゲームです
そして狩人の考えというのは人それぞれ違うと思いますが
その中にも"暗黙のルール"というのが存在しています
たとえば弱点が一箇所しかないようなモンスターが居るとします
その場合よくあることがその一箇所に4人が集中攻撃をすれば一気に相手を倒す方法です
ただしその4人の武器の組み合わせによってはその方法を取れない場合があります
その理由はそれぞれの選んだ武器の特性の違いです
例えばハンマーという武器種は破壊力が高い代わりに他の武器種との共存がしにくいように調整されています
その理由は攻撃によってSA(スーパーアーマー)が発生する攻撃とそうでない攻撃があることと
攻撃によって仲間を吹き飛ばしてしまうことがあるからです
たとえばタメ攻撃を使う必要の無い敵にタメ攻撃を繰り返した挙句他の仲間まで一緒に吹き飛ばしてしまったり
逆にスタンを取った時に"タテ3"を入れようとする時に後ろから仲間に攻撃されてダメージを奪う機会を失ったり
(当然怯み無効旋律やアイテム使用によりそれを無効にした狩猟方法も存在します)
そんな時に必要とされる知識が私の言う"暗黙のルール"です
曰く ハンマーが居る時はテオの頭に斬武器が張り付く事はしない(テオの頭の肉質には打撃が効き斬撃があまり効かないため)
曰く エスピナスに打撃武器はサポート笛以外持って行かない(エスピナスはテオの逆で斬撃が効き打撃があまり効かないため)
曰く ランスメインパーティの4人目に双や太刀はなるべく参加しない
(鬼人化で殆どの攻撃にSAが発生する双剣や基本攻撃にSAが発生しさらに攻撃範囲が広い太刀が攻撃にSAがほとんどないランスをこかしまくるため)

などなど
そして笛という武器自体にも重要な"暗黙のルール"がありますそれは・・・
笛専用クエ以外では"攻撃大旋律"笛以外で参加はしない
元々攻撃の立ち回りが楽な武器(自分強化旋律による移動速度アップとはじかれ無効が使用できるため)ではありますが
決して笛単体の攻撃力は高いものではありません
もちろん武器種のバランス上ハンマーよりダメージが上になられてはハンマーメインの私としても困りますが
そのダメージ効率の低さをカバーするのが"攻撃大旋律"なのです
極論を言ってしまうと"攻撃大旋律"のない笛はタダの飾りと言ってもいいでしょう
その昔は攻撃大+強走大旋律笛以外は笛とはみなされない時代すらありましたが・・・
(強走旋律使用による双剣の無限鬼人化乱舞が可能な時代ですね)
今ではガロウの特性(スタミナ25つまり腹減り状態が発動条件)もあり攻撃大+防御旋律の笛がよく使われてます
そう私が"ハイイーオスバルーン"を生産した時期は上記の攻撃大+強走大旋律笛全盛時代のこと
そしてその頃にはやっていた"グラファイーオスSP"を作りたくなかったから
という真に天邪鬼な理由で生産してしまったのです




そんな天邪鬼な理由で作った笛ですから
いわゆる笛指定に"グラファイーオスSP"と書かれている当時
結果として野良でこの笛を担ぐことはほとんどありませんでした
そして"身内ならゆるされる"という甘えは今でも私が一番嫌いな考えですので
結局ソロで細々と旋律維持をしつつ戦う練習用武器として使用し
ある程度慣れてくると同時に当時の最指定笛でもあった"グラファイーオスSP"を生産し
パーティで笛を使うときはもっぱらそちらを使用することになりました
そんな悲しい末路をたどってしまった"ハイイーオスバルーン"
攻防笛が主流の現在でも"グラファイーオスSP"を見ることはよくありますが
残念ながら"ハイイーオスバルーン"を見ることはありません
やはり"効率狩り"の主武器の1つとして確立されている武器種"笛"
いわゆる趣味の要素が少なくなってしまうのは当たり前の事なのでしょうか
ただしコレだけは声を大にしていいたい事があります
それは
"グラファイーオスSP"の元デザインは"ハイイーオスバルーン"だという事
すなわち"ハイイーオスバルーン"が無ければ"グラファイーオスSP"が生まれる事はなかったのです
例えば貴方が"グラファイーオスSP"を使うとき
その武器には"元ネタ"があるんだという事を
知っていてもらえば 
私はそれだけで嬉しくなるのです



週間私的武具マニアックス 第18回 ハイイーオスバルーン  完