そして1強の時代へ



ダービートライアルの中で最も実績がある青葉賞勝ち馬ウィンバリアシオン(何故かの10番人気)
が唯一の見せ場を見せたもののレース自体を支配したのは
勝ち馬であるオルフェーヴルでした
3着のベルシャザールが付けられた着差はなんと7馬身
いくら今日の馬場が雨が降り続ける不良馬場だったとはいえ
おそらくこの着差は例えば良馬場開催で縮まる事はあってもその"着順"を逆転することはなかったのではないかと思わせる
正に"完勝"だったと思われます
オルフェーヴルの父親であるステイゴールドは私が競馬を見ている時に現役だった馬なので
よく知ってますがまさかあのステイゴールドの産駒から2冠馬が出るのか?というのが率直な感想です
それまでの代表産駒であるドリームジャーニー(オルフェーヴルの全兄です)がいかにもステイゴールドらしい切れ味と"モロさ"を持つのに比べ
同じ血統から東京競馬場(ステイゴールドドリームジャーニーも決して得意とはいえない競馬場でした)で行われた春2冠を勝つ馬が現れる不思議
そして今月惜しくも解散してしまう"メジロ牧場"の代表馬でもあった"メジロマックイーン"をも母の父に持つ
いういう言い方をすると少しロマン派な言い方なのかもしれませんが
メジロ牧場の悲願であった"日本ダービー制覇"それを叶える馬は遂に現れる事はなかったのですが
(天皇賞(春)オークスなどの長距離G1は勝ちクラシック戦線の主役を張った馬も何頭か居たにも関わらずダービー最高着順は2着)
メジロ牧場の解散を知った天国のメジロマックイーンが同じく天に召されている種牡馬時代に仲がよかったサンデーサイレンス(ステイゴールドの父)
と協力して"メジロの名前をダービー勝ち馬の系譜に残す為に"オルフェーヴルに力を貸してあげたのでは?などと思い描いてしまいます
このような妄想をも受け入れてしまう度量こそが"競馬"の素晴らしさであり魅力なのかなぁと
降りしきる雨の中改めて競馬の素晴らしさに触れた気がしました
馬券的には人気の盲点になっていたウィンバリアシオンを重視出来なかったのが痛恨の極み
レースが終わるまで10番人気という事にも気づいてませんでした
せめて昨日のうちに気づいていたら・・相手には取り上げていたのになぁと
今年の春クラシックは結局惨敗に終わりました
しかし競馬はどこまでも続きます
来週は古馬マイル春の頂上決戦 安田記念
そしてもうすぐ2歳の新馬戦が始まります
つまり"来年の"ダービーを頂点とする競争馬の戦いはすぐに始まるのです
来年こそは"コレ"という馬を探し出したいものですね
私が今まで"コレ"と思った馬でクラシックで活躍してくれた馬達 
サニーブライアン
ナリタトップロード
アグネスタキオン
インティライミ
サンツェッペリン
ロジユニヴァース
エイシンフラッシュ
この私的名馬達に続く馬を見つける事が出来るように
これからも競馬道に邁進していきたいと思います
では本日はコレにて失礼。