MHF週間私的武具マニアックス 第33回 ドドン・カノン

1日遅れのこんにちわ
今日のお題はある意味MHF史上最も不遇な武器かもしれません

ドドン・カノン
攻撃力 フル強化時 348 防御+22 会心0% スロット 1
装填速度 普通 反動 中
超速射対応→LV2通常弾 水冷弾




使用可能弾



通常  6−6−9    回復 3−3  火炎 × 捕獲 2

貫通  3−3−※3   毒弾 3−1  水冷 3 ペ弾 2

散弾  ※6−6−※6  麻痺 3−1  電撃 × 鬼人 ×

徹甲  ※1−1−※1  睡眠 3−1  氷結 × 硬化 ×

拡散  ※1−1−※1           滅龍 ×



※各種弾丸追加スキルにより使用可能


必要生産素材は
伝説の職人在籍時のみ生産可能
呑竜討伐の証×20
古龍種の剛角×5
古龍種の濃血×3
呑竜のキモ ×3





元々実装時のコンセプトが"ゆとりモンス"なんじゃないかと思ってしまう
パリアプリアの武器なので剛武器を生産するときの難易度に直結する"討伐の証"の取得難易度は恐らく最も低い部類に入り
更に他の必要素材もいわゆる"古龍3素材"が剛角のみ
そしてパリアプリア本来の素材"呑竜のキモ"も"吐かせる"方法が知れ渡っている現在ではさして苦労もしません
運がよければ1から全ての必要素材を集めきるのに6時間かかるのか?といった所でしょうね
ちなみに"古龍種の濃血"は剛ヤマツかネカフェポイント&祭りポイント
"古龍種の剛角は"剛ナズチの角破壊か剛ラオで所得出来ますね
そんなドドン・カノンですが
剛ライト特有の"超速射"を持ちその威力は現在でも通用するというより現状上限火力のままなので
実装された当時から"火力"と言う意味での評価は変わっていません
そして特筆すべきは全ての状態異常弾を撃つ事が出来る事と拡散弾まで撃つ事が可能という
正に"このガンのみ"である程度のクエストはこなせるといった評価が出来る・・・
はずでした・・





ドドン・カノンは皆様ご存知の通り
"2本目"の剛ライトとして誕生しました
そして初の剛ライト"バール=ダオラ"と似て非なる武器として誕生しました
この二つの武器の主な違いは3箇所
1.超速射可能弾の種類が通常弾LV.2は同じですが属性弾が氷と水と住み分けられています
2.状態異常弾が麻痺弾と睡眠弾の2種類しか撃てないバールに対してドドンは全状態異常弾が撃てる
3.装填速度がバールは"早い"でドドンは"普通"である

この3点の内1.2に関しては正直その違いに特に意味はありません
例えば1の場合属性弾の超速射の威力は"火以外"ほとんど実戦レベルとは言いがたい物ですし
2の状態異常でも例えばドドンが拡散弾LV.1がデフォで撃てるならいわゆる"毒拡散"に使うことは可能ですが
わざわざ超速射ライトを拡散祭り募集にもって行く必要性はありません
むしろ"よけいな弾"を撃たれる可能性がある為募集主によっては断る可能性すらあります
問題は3
装填速度の違い
この違いが実装当初からドドンが"地雷武器"として名を馳せてしまった最大の理由なのです
その歴史はまず実装当初で構成可能な"通常強化ガンナー装備"の装填速度が"1"までしか付かない事が始まりでした
当時"バールテンプレ"と言われた装備
その名前通り弾丸(主に麻痺弾LV.2)を最大効率で発射するのに必要な装填速度はドドンの場合+3が必須でした
つまり同じような火力を持って生まれたドドン・カノンは常にバール=ダオラが前に立ちはだかり
例えばカフや新防具が実装されて"通常強化+装填速度+3"が構成可能になっても
バールだと更に会心+4になり
そのうち超絶ピアスが実装されガロウ+狙い撃ち+通常強化装備が構成可能になった時
必要スキルを全て詰め込むとスキル数の上限である10を超えてしまう為
装填速度をカットする構成になり当然装填速度が"普通"のドドンを使う意味は全くなくなるという具合に・・・
そして実装当初のコンセプトかもしれなかった
"生産難易度の低さ"も例えば暴君や証2枚クエなどが配信されている現在では
"バール=ダオラ"自体が"入門用"剛ライトという位置付けなのではないでしょうか?
そんな"ドドン・カノン"
実は私が始めて生産した"剛ライト"でした
生産した理由はやはり生産難易度が低かった事と
もう1つ
当時のメゼポルタが"バール=ダオラ"だらけだったから
そう作ろうと思えば作れたものを"あえて"作らずにドドンを作ったと言うのが
一番の理由だったのです
しかし野良で担いでは「バールないんですか?」と通常強化すら付いてない主に言われ弾かれる日々
確かに私も当時は装填速度+1のバールテンプレ(通常強化付き)だったので文句は言えませんが・・・
さらにその後カフ実装などで装填速度3の通常強化装備が作れるようになった頃には
最初のドドン・カノン→地雷という認識が既に浸透されつくされ
結局私が野良でドドンを担ぐ機会は殆どありませんでした






確かに当時の私は"装填速度"の重要さを知らない地雷だったのかもしれません
しかしその教訓は私が野良に行く時の心構えとなり
以後生産した武器に対して完全に満足できる防具(防御力も含めたスキル構成)が完成するまで決して野良には行かないという
今も続けている考えが根付く事になったのです
現在私が所有する"剛武器"は全キャラで未強化を含め合計80個になりました
当然サブキャラ含めてですから"複数の同じ剛武器"も何本かあります
そして本キャラである"おすしやさん"の持つ剛ライトは全9本でハンマーの次の所有数となりました
しかしその9本の中に"バール=ダオラ"はありません
正直作ってもいいのですが
何となく当時ムカついた気持ちのまま現在も作りかねている状態です
その代わり2サバのサブ全キャラに"バール=ダオラ"を持たせてます
そんなひねくれ者の私の初剛ライト
"ドドン・カノン"
でも誰にもお奨めできませんね
だって装填"普通"なんですもの。



貴方の無念 私が代わって晴らしてあげたかったな




MHF週間私的武具マニアックス 第33回 ドドン・カノン  完