コスモファントムって・・

実は強い? ダービーの穴候補に覚えておくとしましょう
と土曜日の話は置いといて 明日は・・というか今日 NHKマイルカップが行われます、
前日最終オッズでは 一番人気サンライズプリンス  二番人気ダノンシャンティ 三番人気リルダヴァル
この三頭が10倍を切る いわゆる三強状態になっています・・が この三頭全部が飛ぶとは言いませんが正直かなり怪しい人気に見えます 以下馬別に理由を挙げてみました
その1. サンライズプリンス 中山1600に条件が変わった後のニュージーランドトロフィー勝ち馬でNHKマイルカップの連に絡んだのは
2003年二着のエイシンツルギザンのみという有様 むしろニュージーランドトロフィーで届かずの馬やペースの関係で粘り切れなかった馬のがよく連に絡んでいるという有様
その2. リルダヴァル 前走皐月賞負けの馬がここで巻き返すというのは 確かに良くあることで しかも2歳時には世代最強の1頭とも言われてました・・が
意外なことなんですが いわゆる故障明けや長期休養していた馬がここで連に絡んだ例と言うのは実はほとんど無く 
数少ない例が1998年二着のシンコウエドワードぐらいしかなく そしてこの馬・・一応無敗馬だったんですねえ やはりこの時期の世代限定GⅠは
いかに無事に本番まで来れるかというのがかなり重要だったりします 参考になるかは微妙なのですがこの馬個人的にマルカシェンクの流れとそっくりに見えて仕方がないです
(マルカシェンク=2歳時に3戦3勝重賞1賞を上げ世代の最強候補と目されるが故障により戦線離脱 しかし京都新聞杯には間に合い
同レースを叩き台にダービーに出走するも5番人気4着 以降GⅢを1勝したものの2010年4月の時点でGⅠは未勝利) 
その3. ダノンシャンティ 一時期言われていた「毎日杯勝ち馬がNHKマイルカップに出走すれば勝率100%」というのがあってこのパターンの馬が出走すると
当然人気になりますが この法則 実は"現在全く当てになりません!"理由は簡単 2007年から距離1800に短縮されてるんですよ(以前は2000)
いわゆる私の予想スタイル"データ予想"と言うものは 大前提としてサンプルデータが変更していないからこそ成り立つもので 
当然サンプルデータが変更されれば少なくとも10年は変更されたデータを元に再構築しなければいけません なので毎日杯勝ち馬=信頼度大とはいきません
なのでダノンシャンティに関してはデータというよりも出走レースを元に"馬自体の強さ"について考えてみました、
考察1 ラジオNIKKEI杯2歳ステークス 3着 勝ち馬ヴィクトワールピサは言わずもがな皐月賞馬 世代最強の1頭と断言してもいいでしょう そこの3着・・
3着!はい2着は土曜日の京都新聞杯で2着だったコスモファントムですね
展開的には先行馬の中で粘りきり寸前のコスモファントムヴィクトワールピサがゴール前に捕らえるという展開です
問題のダノンシャンティは前目からインをうまくつきなんの不利もなくコスモファントムに近づくものの捕らえることが出来ずに入線 ちなみにこのレースの4着はヒルノダムール
はい皐月賞2着馬ですね と言うことはこういう考えも言えます「ヴィクトワールには負けたけれどヒルノダムールには勝っているからダノンシャンティかなり強いのでは?」
そうですね ただヒルノダムールかなり荒いレースしてます 1枠スタートですがどうも差し馬に育てたいのか直線でかなりロスしながら大外に回して届かず 
一方ダノンシャンティ先ほども言いましたがレース動画を見る限りかなり完璧なレース振りです 一番うまいレースをしたのはコスモファントムですけどね、
考察2 共同通信杯 2着 勝ち馬ハンソデバンド 実はダノンシャンティからみるとラジオNIKKEI杯2歳ステークス と似た展開で終わっています
要は 先行した勝ち馬を捕らえきれずに2着ということです そして共同通信杯 このコースは東京1800でNHKマイルカップと同じ舞台で距離も200しか変わりません
よく差し馬が少し届かずに2.3着だったときに言われる言い訳があります それは"直線が長い東京なら届くはず"はい東京で届いてませんね、
考察3 毎日杯 1着 このレースを参考外といった理由のひとつは当然2007年からの距離短縮ですが 今年に限ってはあと二つ参考外にせざるを得ない理由があります
1.いわゆる強豪馬が集結したために出走頭数が少なかった 今年の牡馬世代は近年稀に見る強豪世代の様相を呈していまして 今年が始まった時点で
いわゆるダービー候補が10頭近く居るのではないかと言われる大混戦で しかもレースレベルも高いという珍しい年でして そして通常の毎日杯ならありえないぐらいの
強豪=ルーラーシップ  リルダヴァル  ダノンシャンティ  ザタイキ などが参戦したためこの時期のトライアルレース(厳密に言うと皐月賞トライアルではありませんが)
としては珍しい11頭という少頭数の開催になりました これでは18頭がひしめき合うGⅠレースの試走になるはずもありませんね
(トライアルレースでも弥生賞はいわゆるスーパーホースがステップで選ぶことが多いので少頭数で開催されることが何年かに一度あります
近年では 2001年8頭立て.勝ち馬アグネスタキオン 2005年10頭立て.勝ち馬 ディープインパクトなど)
2.直線でザタイキ故障予後不良 ただでさえ頭数が少ない上にザタイキが故障という不幸も重なってこのレースの結果自体を盲信するわけにはいかないのです
特に事故が直線残り200辺りで発生したため事故の時点でザタイキの後ろにいた馬は1頭も前にこれなかった事実も付け加えておきます
以上を考えるとダノンシャンティは "相手の1頭にはかろうじて入れてもいい"程度の馬という個人的な結論になりました
じゃあ本命は? 実は騎手に不安が若干あるものの以前から決めていました それは
1枠2番 コスモセンサー です
何故か ポイントはまずレースを作れる馬すなわち番手まででレースを運ぶことが出来なおかつそれで結果を出していること(逃げてアーリントンカップ勝ち)
そして決定打はオッズが3強になった事です 往々にして3強レースと言うのは2パターンありまして まずは有名なのは1993年ダービーのような"本当の3強"のレースと
戦前3強と言われたものの 終わってみれば3強じゃなかったね・・という"祭り上げられた3強"と二種類あり今回は後者の方じゃないかと思うのです、
そして当然3強と言われると騎手も当然残りの2頭を意識しないわけにはいかないので 相手を意識しすぎて仕掛けが遅れたりすることも・・・
相手ですが人気薄から流すときの鉄則通り 手広く
1. ダイワバーバリアン
4. サンライズプリンス
5. サウンドバリアー
7. トシギャングスタ
10.キョウエイアシュラ
11.エイシンアポロン
13.ダノンシャンティ
14.シゲルモトナリ
15.ガルボ
16.レト
18.エーシンホワイティ
の11頭で勝負します それでは 負けたときの言い訳を考えつつ 失礼いたします。
SP 11のエイシンアポロンは副団長の本命らしいので一応入れておきますね 個人的にはイラン と思ってますが・・あと私逃げ馬 大好きです