ベタなオチ



サクラバクシンオー
日本の短距離界の始祖と言われてるのは
ニホンピロウイナー
それ以前の競馬界は例えばクラシックディスタンス(2400メートル前後)で通用しない馬が
他のカテゴリーに移行する形(今はダートと障害レースがそうと言われてます)
しかしニホンピロウイナーの出現以降は
1600メートル以下を勝つ馬を狙って生産する人が現れ始め
ある意味その仔であるヤマニンゼファーが1993年の安田記念を勝つことでその血は一応の成功を見ました
そして競馬界の距離別のカテゴリー化を推進させたと言えるもう1頭の馬
それがサクラバクシンオーです
通産成績21戦11勝しかし1400メートル以下では
12戦11勝
唯一の敗戦も本格化前に走ったスプリンターズステークスのみ
この馬の出現以降日本競馬界でマイラーとスプリンターのカテゴリーを分けて考えるようになりました
そのサクラバクシンオーが4月30日 22歳でこの世を去りました
そして今日残された遺児の1頭であるグランプリボス
NHKマイルカップを勝ちました
競馬界ではこういう格言があります
"死んだ馬の仔は走る"
格言どおりというと勝ったグランプリボスには失礼かもしれませんが
最終的に1番人気とはいえ決して圧倒的な人気ではなかったのも事実です
個人的にも
ベストは1400メートル以下ではないだろうかと思っていました
グランプリボスが実力で勝ったレースなのか
それとも天国からサクラバクシンオーが"200メートルだけ"背中を押してくれたのかは解りません
その答えは
勝てば参戦する予定と言われていた
イギリスで行われるセントジェームスパレスSで解るのかもしれませんね
馬券的には"普通のハイペース"で展開し
行くと思った本命馬2頭が控えた時点で全て終了
そしてレースを見る限り
"本調子"のグランプリボス
今回のメンバーの中では抜けて強い馬なのではないかと思いました
つまり展開のアヤに関係なくグランプリボスは強かったということですね
さて来週はヴィクトリアマイル
抜けて強い馬2頭の取り扱いがポイントになりそうです
では本日はコレにて失礼。