スウヰイスーって知ってる?



本日行われた安田記念
勝ったのは3歳馬のリアルインパクト
3歳馬の勝利は1952年のスウヰイスー以来 なんと59年ぶり
当然現在のグレード制になってからは初制覇になります
ただし1996年から施行時期をダービーの翌週に変えたため3歳以上に出走条件が変更されましたが
それまでは4歳以上(要するに古馬のみ)しか出走出来ないレースでもありました(1986年のグレード制導入から)
ただ3歳に開放されたからと言って直前までクラシックが行われているので
そうそう3歳馬が出走してくる事はありません
ちなみに1996年以降出走してきた3歳馬は今年のリアルインパクトを含めてたったの4頭しかいません
そのうちの2頭
1996年のゼネラリスト
2000年のイーグルカフェ
は当時"マル外"と言われた海外生産馬でクラシック出走権を持つ事が出来ない馬でした
なので本当の意味で安田記念に挑んできた3歳馬は
2004年のメイショウボーラー1頭と言っても過言ではなかったのです
昨日の予想の中で
リアルインパクトを"3歳馬"というだけで消す事は出来ないと言ったのはこのサンプルデータの少なさ故でした
正直勝つとは思いませんでしたが・・
そして2着に飛び込んできたのは前走の京王杯スプリングカップで重賞初制覇したストロングリターン
実はリアルインパクトと同じ堀厩舎所属
G1では非常に珍しい同厩舎1.2の決着になりました
そして圧倒的1番人気だったアパパネは初の着外となる6着に破れました
恐らく原因はこういう場合に使われる"目に見えない疲れ"とかいわれる事でしょう
個人的にはやはりこの馬は2戦連続で100%に近い力を出すのが難しいタイプなのではないかと思います
元々近年現れた超名牝である
ダイワスカーレット
ウオッカ
ブエナビスタ
この3頭の安定性が"おかしい"のであって(ウオッカ東京競馬場限定)
元々牝馬というのはピークの期間が短く
全力で力を出すのは難しい側面を持っているものなのです
なのでアパパネは久しぶりに現れた"名牝"ということだと思います
個人的には秋の"2走目"にマイルチャンピオンシップを使ってきたら本命を打ちたいぐらい力はあると思いますね
最後に馬券としては
金欠で点数を絞らなければならないのが"当たらない秘訣"なのでしょう
1.2着馬最初の消去法で残ってましたし
ただリアルインパクトを本命に出来たかは自信ありませんが・・・
ともあれ来週からはしばらくG1レースはお休み
また勉強しながら来週以降に備えるとします
では本日はコレにて失礼。




PS.スウヰイスー・・たぶん"スウィーイスー"って読むんだと思う
戦後直ぐに現れた名牝として有名 そして有名になった強さ以外の理由はその読み方と
戦中戦後を代表する歌手・女優でもある高峰三枝子様が馬主(共同馬主)であったこともその一因と思います
知らない人は・・・まぁ多いだろうから・・
高峰三枝子 - Wikipedia
とりあえず読んで下さい
ちなみに私はおっさんなので馬の方より先に知ってました