MHF週間私的武具マニアックス 第31回 カサンドラ

こんにちわ
残すところ後20回いよいよ佳境に入ってきましたMHF週間私的武具マニアックス 
今回取り上げますのは・・・

カサンドラ
通称"鬼の哭く街"
攻撃力1040 会心25% 雷属性250 麻痺310の双属性 スロット2
デフォで緑ゲージを持ち切れ味+により青ゲージ発生
生産の手順は初期生産ハンマーのアイアンハンマーから長い道のりを辿っていきます





アイアンハンマー   →鉄鉱石×4

アイアンハンマー改  →鉄鉱石×6

ウォーハンマー    →鉄鉱石×10 陽光石×2

ウォーメイス     →鉄鉱石×15 陽光石×5

ジェイルハンマー   →マカライト鉱石×12 雷光虫×11 ゴム質の皮×2

バインドキューブ   →マカライト鉱石×22 雷光虫×28 電気袋×9

アルカトラズ     →カブレライト鉱石×18 金火竜の上鱗×4 電撃袋×10

カサンドラ      →甲殻種の秘晶石×4 甲虫種の凶針×2 ドスゲネポスの尾×4




今改めて強化素材をよく見てみますと
いかにも必要だと思わせる素材が溢れていて
何かこの素材なら"作れそう"な説得力に溢れていますね
例えば麻痺属性が発生し始める"ジェイルハンマー"から
攻撃に麻痺を持つ"大雷光虫"から取る事ができる"雷光虫"が必要になったり
武器の色が金色に変わる"アルカトラズ"で染色に使うのか貼り付けるのかは解りませんが
"金火竜の上鱗"を要求し"電気袋"では麻痺補助にしかならなかったのが
電撃袋を使用することによって"雷属性"が生まれてくるとか
そして最後の強化段階で使用する素材が取れるモンスター(甲殻種の秘晶石を取得する確立が高いのはアクラ変種の尻尾なので)
が全て攻撃に麻痺を持つ相手ばかり
剛翼剛翼剛翼牙牙玉とひたすら生産難易度を上げる為だけに配置されている
昨今の生産及び強化素材には無いセンスに溢れていますね
本来のモンハンはこうだったんだけど・・・ね
閑話休題
元々基礎になる生産ハンマーが
2大ハンマー経路と言われている
"鉄系"と"骨系"
※鉄系ハンマーはその強化に鉱石をふんだんに使用するものが多く全て基礎であるアイアンハンマーから派生していくものを差し
骨系ハンマー"ボーンハンマー"を始祖とし初期段階は竜骨をよく使用するものの
その後それぞれの派生に関係したモンスターの素材を使い最終的に多彩な属性ハンマーが誕生していきます
鉄系ハンマーの正当な最終形態はソリッドインパクト(無属性ハンマー)に対して
骨系ハンマーの正当な最終形態は個人的な意見も含みますがコレと言ったものは存在しません逆に言えばそれほど派生先が広がるのが特徴でもあります

その2大経路の内"鉄系"ハンマーの派生先の1つに"カサンドラ"は位置しています
生産素材の中で初期はやはり鉱石中心
その後麻痺に関係する素材を求められていき
HR100になるとようやく完成させる事が出来ます
当然私もHR下位の頃から作成に着手し
HR100を向かえ必要素材を入手しフル強化を終えました
そして今もよく覚えていることが1つ
それは最終強化である"カサンドラ"の前の段階
"アルカトラズ"
この武器の強化に必要な素材はHR51になると行ける様になる
"リオレイア希少種"の素材が手に入ることで完成するのですが
そこからHR100までの道のりが非常に長く感じ
武器屋で既に見ることが出来た"カサンドラ"のスペックを涎を垂らしながら何度も確認し
「はぁ 早く使いたいなぁ」
と思い馳せていたことです
ただ無事強化を終えた頃に気づいていなかった"ある問題"が
この武器には秘められていたのです






切れ味ゲージ
例えばスキル匠が当たり前となった現在では
白ゲージはおろか紫がついてナンボ
どんなに会心が高かろうが結局は切れ味の優秀さが
攻撃回数が他の武器種と比べて少ないハンマーでさえ
殆どの近接武器にとって一番重要な要素であることは
先日行われたHC武器の上方修正
(HC武器でHCクエストに行くと切れ味が一段階上がる)
で皮肉にも運営によって証明されています
ただし現在の流れになるまでは"匠"というスキルを付けるには
防具の選択肢は決して幅広く存在していたわけではありません
まずはカフ実装(この場合匠PA+3)により防具のみでの必要スキル数値が"+7"と大幅に必要数が下がり
ついで"ベルFX"の"匠+5"で他の部位での必要数値が"+2"まで下がったことが原因のひとつ
そして匠を組み込んだ課金&非課金防具が数限りなく実装され
結果として"匠"=基本スキルとなってきた訳ですが
(ただし非課金カフなし&猟団に入ってない人には現在も"シルアカ"&"トリアカ"が匠装備の最初の選択肢に入る事が多いのですが・・)
以前も何度か触れていますがHR100に成り立ての私にとって"匠"よりも重視するスキルが多く存在し
なおかつ"シルアカ"&"トリアカ"を使いたくなかったので
"匠"装備で"カサンドラ"を使う機会はほとんどありませんでした
つまり
この武器の最大の弱点である
"切れ味+でも白ゲージが発生しない"ことを
私は知らなかったのです
その後双属性は常にどちらか1つの属性しか発生しないこと
※例えば"カサンドラ"の場合基本雷属性が発生し麻痺属性が発生するときは"麻痺"しか出ません
※2 と思っていたけど麻痺時に普通の属性も乗ってるそうです・・知らなかった みなみんセンキュウ
そして1040という攻撃力は"カサンドラ"を目指していた当時は魅力的な攻撃力だったのですが
実際に生産し使っているうちに
実は1040という攻撃力は"低い"ということが解ってきました
確かに非課金のハンマーでは310という麻痺値は未だにトップクラスなのも事実なのですが
正直"匠装備"を使うようになってからは
やはり"青ゲージ"しか存在しない"カサンドラ"に魅力を感じることはできなくなりました
その後
武器の説明文にもある一文

"器用貧乏"という言葉が
この武器の全てを表していたのかと
私は心の底から気づくと共に
"鬼の哭く街"から旅立ったのです






ただ
私は未だに願っています
白ゲージを搭載し攻撃力1100を超える"カサンドラ"の新派生の実装を
"鬼の哭く街"を超えてそこにあるのは
覇王の道か聖帝の城か・・・




MHF週間私的武具マニアックス 第31回 カサンドラ 完