アーネストリーにしたかった

明日は天皇賞(秋)
古馬の(3歳も参戦することはありますが・・)中距離頂上決戦第1ラウンドです
正直先々週の登録馬の段階で気になっていた馬が2頭いました
1頭はレッドディザイアしかし賞金足りずに除外
もう1頭は・・
8枠18番 アーネストリー
今年の宝塚記念勝ち馬にして今回の出走馬中春の実績馬(G1連対馬)の中で
唯一の前走秋競馬を使って勝っていた馬
最近の調教技術の進歩によって所謂"鉄砲"(休養明け緒戦に本番を使う)で勝つ馬も居るのですが
基本的には順調に使っている馬に本命を付けたいのが私の考え方
ただしこのアーネストリー
恐ろしく不吉なデータが2つあることに気が付いてしまいました
1つはメディアでも語られている"枠順"なんと先行馬としては最悪と言っていい大外
現在の東京2000は改修されて以前よりマシにはなっているのですが
それでもスタートから急に内側に切れ込む独特のコース形態は外枠が不利といわれ
特に逃げ先行馬の場合最初に内枠の馬よりかなり距離をロスしながら走らないと前に着くことは出来ず
その時に力を使ってしまい最後に伸びないという悪循環が待ち受けているのです
そしてメディアではあまり語られていないのですが
私がすごく気にしているのがもう1つのデータ
"G1初勝利が宝塚記念の馬はその後G1を勝つ事がほとんどない"
いわゆるグレード制(Gがつくようになった)が始まったのが1984年
その後初G1勝利が宝塚記念だった馬は
1984 カツラギエース
1985 スズカコバン
1986 パーシャンボーイ
1987 スズパレード
1990 オサイチジョージ
1991 メジロライアン
1992 メジロパーマー
1995 ダンツシアトル
1997 マーベラスサンデー
1998 サイレンススズカ
2001 メイショウドトウ
2002 ダンツフレーム
2008 エイシンデピュティ
2010 ナカヤマフェスタ
この内G1を勝つことが出来たのは・・・
1984 カツラギエース ジャパンカップ
1992 メジロパーマー 有馬記念
この2頭のみ
後の馬達はよくて2着まで
つまり2着に来るかもしれませんが1着に来る確率はかなり低いという結論になってしまったのです
なのでアーネストリーは押さえまで
かといって現在1番人気のブエナビスタは恐らく次走のジャパンカップに照準を絞っていると思いますので
これも押さえまで
ならば本命は・・・
荒れる前提の考えが1つ浮かびました
ポイントはアーネストリーの枠順
大外になったことでいつものように2番手に付けるかがわからない
もしうまく2番手に付けたとしても直線で差せる力が残っているかわからない
そしてアーネストリーの出方を伺う差し追い込み勢はアーネストリーの出方を待って追い始めるので
必然的に追い出しが遅くなる
ええ
逃げ粘り・・・あるかも?
なので本命は逃げるのがほぼ確定している
1枠 1番 シルポート
当然人気薄なので相手は広めに
2枠 3番 アクシオン
2枠 4番 エイシンフラッシュ
3枠 5番 ブエナビスタ
3枠 6番 ビッグウィーク
4枠 7番 ダークシャドウ
4枠 8番 ペルーサ
6枠11番 ローズキングダム
6枠12番 トーセンジョーダン
7枠13番 ミッキードリーム
7枠14番 シャドウゲイト
8枠18番 アーネストリー
以上の馬達に流すのが今回の結論となります
果たして 絵に描いた餅はうまくいくのでしょうか?
明日を楽しみにしたいと思います
では本日はコレにて失礼。