3歳VS古馬PART-2

さてっと朝になっちゃった・・
続き
2000年以降で4歳以降で初出走時に連対した馬は・・
のちの複数出走になる馬は名前のみで(さっき傾向は取り上げてますからね)
その後走ってない馬をメインで傾向を見てみますか
2001年1着 ゼンノエルシド
2002年1着 トウカイポイント
勝つまでの成績からは正直この馬が勝ったのが信じられないほど
だからこその11番人気
ただしあくまで後付けですがOP入り後連対しているのは
明らかにメンバーが弱かったカブトヤマ記念以外全て右回りだという事そして勝ったマイルチャンピオンシップ
"初京都コース"だった事から
実は京都コースに適正があったと仮定出来ます(かなりこじつけではありますが・・)
2003年2着 ファインモーション
2004年2着 ダンスインザムード
2008年1着 ブルーメンブラット
生涯成績を見ると解るのが出世には時間が掛かったものの
4歳秋にOP入りしてからは5着以下がないように"強い牝馬"だったのは明らか
そして元々1400m〜1600mが守備範囲のこの馬が
前走同じ牝馬相手とは言え東京1800mの府中牝馬ステークスを勝てる充実度があったからこその勝利だと
当時は気が付かない事がよくわかりました
この条件に該当したのは以上
そしてその後マイルチャンピオンシップを走ってない馬は2頭のみ
そして他の馬とも共通する事は
"適正"それも本番前にソレを感じさせる要素が必ず存在するというもの
(トウカイポイントはかなりこじつけですが・・)
ソレを今年の該当馬に当てはめて見ると





2枠 3番 シルポート
元々東京1800m巧者だと考えられてきたが実際に勝っている重賞は1600mの右回りである
そしてその内の1勝は今回と同じ舞台であることから適正はあると判断される
そう考えると前走の天皇賞(秋)の凡走も納得できる
更にその前走がレコードタイムで決着した事を考えると凡走したお陰で他の前走天皇賞(秋)出走組よりも
疲れが無い可能性もある ローテーションは元々使いつつ状態を上げてくるタイプでもあるので
秋3走目になるこのレースでも力を出せる可能性は否定できない
結果→○
3枠 5番 エイシンアポロン
去年の事故から見事に復活をとげたこの馬 本来は2歳の朝日杯で連対しているようにマイルが守備範囲と考えられる
そして最近は府中でしか走ってないが2歳時に今回と同じ舞台を走っているので(2着)適正があると思われる
しかしこの馬の問題はローテーションにあり去年のクラシックでいくら適正距離ではないレースを使われたとは言え
徐々に精細を無くして行った姿は記憶に新しく前走時がピークである可能性は否定できないが重馬場は得意と判断される為
結果→△
6枠12番 ミッキードリーム
今回が初マイルとなるこの馬 距離適正を重視する場合これは明らかにマイナスであるが
舞台の京都競馬場自体は得意なコースと言っていいため判断に迷うのが本音
最後に父のキングカメハメハの産駒平均連対距離は大体1700mちょい
つまり血統的にもハッキリと判断できる材料はない
結果→△
7枠14番 レインボーペガサス
地味に重賞2勝を挙げている 1つは中山マイル1つは京都1800m
このことから適正はあると思える更にダートや不良馬場も経験済み
更に今年に入ってから前走以外では3着以内に入っており
ひょっとすると上の例で挙げているブルーメンブラッドの再来になるかも?
結果→○
7枠15番 ブリッツェン
全連対の内左回りは1戦のみ後は全て右回りで実績を残している右回り巧者
距離適正も唯一の重賞勝ちがマイルなので問題はなさそう
そして前走まで4連続連対をしていた しかし重賞勝ちの時期が震災後の混乱時期だった事と
その後の2戦がOP特別なのはかなりマイナスと言わざるを得ない
ただローテーションとして今まで2戦目に結果を残しているケースが多いため
結果→△
8枠16番 クレバートウショウ
この馬で気になる事は今年の岩清水ステークスを勝った時のタイム
今回と同じ舞台で1分35秒という時計は明らかに遅いと思われる
そしてこのレース以外の京都競馬場の成績が悪すぎる為
実は適性が無いのではないかと考えられる
そしてローテーションとして気になるのは休み明け以降の成績がまばらな事
この事から推測できる事はこの馬はあまり周りの展開に関係ないレースをしているのではないかという事
このタイプは例えば1強のレースになった場合その馬に何かあった時に最も力を発揮する可能性がある(勝てる訳ではない)
が今回のような混戦では用なしだと考えるのが妥当
結果→×
8枠17番 リディル
全5勝の内3勝を京都で挙げ更に重賞2勝も共に京都という京都巧者
更に付け加えると勝った距離は前走以外全て1600m
つまり完全無欠の京都マイル巧者だと言っていいでしょう
そしてローテーションは故障期間が長かった為まだ10戦しかして居らず
ベストな条件は不明
結果→○
さてまとめて見ますと

2枠 3番 シルポート
7枠14番 レインボーペガサス
8枠17番 リディル

3枠 5番 エイシンアポロン
6枠12番 ミッキードリーム
7枠15番 ブリッツェン
×
8枠16番 クレバートウショウ
これで全18頭の取り捨てが完了しました
改めて見てみますと

4枠 7番 イモータルヴァース
4枠 8番 リアルインパクト
3枠 6番 エーシンフォワード
2枠 3番 シルポート
7枠14番 レインボーペガサス
8枠17番 リディル

5枠 9番 マルセリーナ
1枠 2番 ダノンヨーヨー
7枠13番 サプレザ
3枠 5番 エイシンアポロン
6枠12番 ミッキードリーム
7枠15番 ブリッツェン
×
6枠11番 グランプリボス
8枠18番 キョウワジャンヌ
8枠16番 クレバートウショウ
1枠 1番 フィフスペトル
2枠 4番 ライブコンサート
5枠10番 スマイルジャック

となります
○が付いてる馬が6頭
って全部6頭づつときれいに分かれましたね
ただ△評価以上で12頭も残っては
一体何点買いになってしまうのやら・・・
なので△の中で序列を考えてみる事にします
まずは3歳で唯一の△のマルセリーナ
このタイプと同じ形で来た馬は遡ると1997年の桜花賞キョウエイマーチまで遡ります
ではそのキョウエイマーチマルセリーナ
どこが違うのか考えて見ましょう
実はキョウエイマーチ
距離が明らかに長いオークス以外マイルチャンピオンシップまで全て3着までに入っています
その中にはマルセリーナ掲示板にも残れなかったローズステークス秋華賞も含まれています
つまり適正距離がマイルだろうが同世代なら"力"で2000mまでは対応できる実力があったと考えられます
同じ桜花賞馬で2着に入ってるダンスインザムードなどその年の天皇賞(秋)を2着してるほど力がありましたし
つまりこの両桜花賞馬に比べて・・・マルセリーナは少し足りないのではないか?と考える事ができます
結果→△→×
次にダノンヨーヨー
このタイプの馬で重要な項目は"既に全盛期が終わっているのではないか?"という事だと思います
そしてソレを確認するのに1番確実なデータはスバリ"同じ舞台を走らせる事"に尽きるのではないでしょうか?
例えば勝ち馬ではありますがハットトリックのように前年勝った後(厳密にはその次の香港マイルの後)
次の年のマイルチャンピオンシップまで掲示板にすら載る事がなかったのに同じ舞台で走る機会が無かった為
当日6番人気とそれなりに支持されています
この状況に比べればまだ春にマイラーズカップ3着がある分可能性は否定できないと考えます
結果→△→△
次はサプレザ
この馬を消すのは簡単です
何故なら3着4着と着順が下がっていますからね
だから今年は5着と考えるのはありだと思います
ただ先週の海外馬のワープを見て
それなりに日本で結果を出している馬を切るのは・・・
怖いです
結果→△→△
エイシンアポロン
去年の毎日王冠以来"おっかけ"している馬でもある
なので切って来たら後悔するのは間違いないとは思う
ただローテーションの問題と
故障明けから1ヶ月半で3戦目・・・使いすぎなのではという疑問符がついてしまう
更に前走の富士ステークスを勝って本番に望んだ馬の成績は・・・
実は去年のダノンヨーヨーが重賞格付け以降初めて(次の年以降まで括れば他にも居ますが・・)
そんな死のローテでもありますなので断腸の思いで
結果→△→×
うーーんデータ重視すると好きな馬が消えていく・・

ミッキードリーム
シルポートの時にも触れているのですが
ああいう超絶タイムで決着した次走は反動が気になります
実はその時8着までが以前のレコードタイム以上でゴールしてました
反動の判断材料はこのレコードタイムより上回っていれば反動がありそうだと考えるのも
基準のひとつになると私は思います
そして問題のミッキードリームは・・・なんとその8着で以前のレコードタイムと全くの同タイムであります
これをどうみるか・・私は力はギリギリ出せると判断する事にしました
結果→△→△
最後に
ブリッツェン
この手の強いとは思えないがデータ上消しにくい馬には特徴があります
それは"強い相手と戦っていない"と言うもの
相手が弱かったから善戦が出来て重賞も勝ったと考えられればこの馬は消せます
では近年連対したレースのメンバーを調べて見ましょう
11年巴賞OP特別 9頭立てマイネルスターリー以外骨っぽいメンバー皆無そしてそのマイネルに敗れての2着
11年五稜郭ステークスOP特別 上の巴賞よりはマシなメンバーにも見えるがやはり小数10頭立て
勝ったホッカイカンティは未だ重賞勝ちなし 元々はクラシック候補とも騒がれた過去もあるにはあるが
故障も重なり未だ大成したとは言えない そんな馬の2着
11年ダービー卿チャレンジトロフィーG3 震災の影響がまだまだ色濃く残る4月本来は中山で行われているこのレースも阪神開催へ変更
当然馬の心理にどの程度影響があったかは定かではないが影響が無いはずは無くこの時期は変な決着が続出していたのも事実
なので勝ってはいるがどの程度価値があるかは不明 相手関係はさすがにそれなりのメンバーは揃っているが
所詮"G3の常連"がわんさか居る程度 唯一のG1馬のショウワモダンが59キロで参戦しているが・・・この時点で終わった馬という認識で問題ない
・・・詳しく見るとよーーく解りますね
結果→△→×
これで6頭の△から3頭が消え
○の馬と合わせると9頭が残りました

4枠 7番 イモータルヴァース
4枠 8番 リアルインパクト
3枠 6番 エーシンフォワード
2枠 3番 シルポート
7枠14番 レインボーペガサス
8枠17番 リディル

1枠 2番 ダノンヨーヨー
7枠13番 サプレザ
6枠12番 ミッキードリーム

ではこの9頭の中で今回の本命を決めてみます
本命は・・・
4枠 8番 リアルインパクト
やはり春に安田記念を勝ったばかりでなく
秋初戦の毎日王冠を2着とフロックではないことを証明し
更に古馬より1キロ軽い
正直減点材料はないと思います
本来穴党なのでなんとか人気薄にしたいと思いましたが
今回はお手上げ
まぁ相手次第で取ってもマイナスとかありうるかもしれませんが
ヒモ荒れに期待する事にしましょう
では2日にわたって長々と書いてしまいましたが
これだけ書いて大外し(特に×の馬1.2着)で終わったら大恥ですな・・・こえええ
では本日の結果で会いましょう。