MHF週間私的武具マニアックス 第42回 エール=ダオラ

こんばんわ
今回のお題は
個人的に今でも現役の剛太刀だと思っている武器です

エール=ダオラ



攻撃力 1248 会心 0% 氷属性 300 スロット 2



デフォで白ゲージがあり切れ味+で紫ゲージが発生




この武器以前の剛太刀は属性付きで1200という攻撃力が上限に設定されていたが
その上限値を上回る1248という火力を始めて実装した記念すべき武器
ちょうど近い時期にスキル"ガロウ"が実装された事と相まって
個人的には"太刀強化時代"の旗頭として記憶に色濃く残る武器でもあります
生産の手順は




伝説の職人のみ生産可能
鋼龍刃     →鋼龍討伐の証×10 古龍種の剛尾×4 古龍種の上鱗×9 鋼龍の宝玉×1

エール=ダオラ →鋼龍討伐の証×20 古龍種の剛翼×4 古龍種の尖爪×7





第40回のラファで触れていましたので
詳しくは語りませんが
生産に必要な"剛クシャの証"の所得難易度は
時期によって大きく異なります
そしてこのエールが実装された時期はまだ"笛1アルギュ3"が闊歩していた時期ですので
実装直後に作った私のような狩人にとって生産難易度は低いものだと思います
他の必要素材で目立つのは
やはりストッパー素材の代名詞とも言える"古龍種の剛翼"でしょう
ただ前述の構成の頃ですと剛クシャを討伐するついでで翼の部位破壊も完了していましたので
"運がよければ"証を集め終わる頃に1.2枚ほど所得出来ているかもしれません
少なくとも"剛古龍種"の内クシャ&テオではまだ取得出来る可能性が0ではない為
他の剛武器の時のように"必要素材だけを求めて"剛クエにいく必要は少ないと考える事が出来ます
(当然出る出ないは別の話ですが・・・)
実はこの武器が実装された時期というのは
ちょうど"双剣排除"の動きがあった時期に辺り
例えばメルクリナス亜種メモや剛チケクエアクラなどで武器種制限をされ
更に鬼人化弱体化も重なり
上記のように"ガロウ"が実装されるという(スタミナ25で発動する為基本的に双剣には不向きと考えられる)
それまで"斬武器"といえば双剣か大剣しか使用してなかった私には非常に厳しい時期でした(双専門の人はもっと辛かったと思いますが・・・)
特に剛チケクエでサブがかなり美味しいチケアクラに行けない(身内はともかくこの時期既に野良で打撃を使用するのは辞めていました)
まだ"棘眠"もなく剛クエに行きたければどんなにHRが高かろうがわざわざチケ集めをしなければいけない
そして剛チケティガが配信されていない時(これもクエが早く終わる為重宝していました)
「いったいどうやって沢山の剛チケを集めるか?」
と言うのは私に取って難題だったのです





その為に太刀という武器種をMHFを使う事を決断した私はまず
ヴァシムソニックを生産し
次にレス・イーヴSPを生産→強化しました
その時の流れや不満などは以前それぞれの武具マニで取り上げてますのでこれも割愛します
(さすがに40回超えてくると発言などが重なってきますね・・トホホ)
そしていよいよ剛太刀を使いたいと思った時
既に皆が持っていた幻雷刀【聳弧】や明らかに火力が落ちるドドン・トウ
そして素材とクエストの難易度を考えるととても割に合わない天狼刀【須佐之男】や殻王刀【硬】
今でも無い素材は全然ありませんが当時は"匠"装備すらまともな物を所有せず
手持ちの剛武器も10個あるかないかと言う状況
簡単に剛武器に素材を使っていい訳ではありませんでした
どの剛太刀を作ればいいのか?かなり熟考した私の前に実装されたのがエール=ダオラだったのです
まずは1200と思われた属性付き剛太刀の上限を超える火力に目を惹かれ
武器スロ2という数値に装備の幅が広がるなぁと希望を持ち(今は実装されている防具が充実しているので武器スロ非使用派ですが・・)
中でも生産を決意させた決め手である"切れ味"
デフォで白を持つその切れ味はまだ納得できる"匠"装備が作れなかった私に取って
何よりの生産をする決意に繋がったのです
そうして完成したエール=ダオラは当然"剛チケアクラ"に使っていました
しかし次第に"適正クエ"と仕様を変更され
エスト受注条件に"SP武器必須"となる過程でついに"チケアクラ"が"適正アクラ"と変更されてしまいました
元々太刀の使用率が決して多い訳ではない私ですから
「せっかくエール作ったのに使い道無くなっちゃった」
といつものノリならガッカリしていたでしょう(少しは落ち込みましたが・・)
しかしその頃にはエールのもう1つの特徴が"ある相手"に最適だという事に気が付いてました
その相手はラージャンこと"ラー様"
元々ラー様の唯一の弱点は"氷"更に怒りモードを解除するには尻尾を切断する必要があり
その切断条件は・・"氷属性の斬撃"のみ切断可能という条件
以前からこの条件は知ってましたのでエールを手にするまではもっぱらラファでラー様と戦っていたのですが
スタミナ管理が苦手な私は鬼人化の仕様変更以後はしばらく双をうまく使えない為
鬼人化→乱舞→スタミナ切れ→ラー様攻撃→回避しようとするもスタミナ切れ→ラー様の攻撃喰らう→起き上がりにラー様攻撃→回避を試みるもスタミナが足りず→死亡
というコンボをよく喰らっていました
しかしエールに持ち替えた所以前とは格段に被弾率が下がり
今まで私はラー様が苦手だったのが得意と言えるほどの相性のよさを見せてくれたのです
そう太刀の特徴である"出入りが早い"事と"適格に部位を狙いやすい"この二つが
ちょうど対ラー様ではうまく発揮できたのです
その特徴は主にすばやく動く牙獣種に対して有効であった事は
元々牙獣種が苦手な私が太刀を持つとある程度立ち回れるという事実により証明されたのです






現在私はまた太刀を使う機会がなくなりました
原因はSR
このシステムを使おうとするとどうしても普段から
SRを取得している武器種を優先的に使うようになります
この結果として
良い言い方をすれば"スペシャリスト"になりやすく
悪い言い方をすれば"苦手武器種が更に苦手になる"
私の場合はやはりメイン武器種はハンマーですので
まずハンマーのSRを取りその後ライトやランスや双
そしてヘビィや片手と取っていき今は大剣のSRを地道に上げています
現状上に挙げた武器種をメインに使っていますので
結果としてSRを取っていない太刀を使う機会は激減したという訳です
そして私が太刀を使わない間に太刀と言う武器種が再びテコ入れされて来たように思えます
気が付けばSP無属性と一部の剛太刀以外ほとんど存在しなかった
1248という火力(SP無属性はHR100以上のクエ時1300ですが)に並ぶ太刀が少しづつ実装されていき
現在HC武器でその上限をはるかに上回る火力を持つ太刀すら実装の時を待っている状態です
何回も言っている事ではありますが
"剛武器"に一種の憧れの感情を捨てきれない私は
やはりこの状況を素直に喜ぶことが出来ません
出来ればエールを超える太刀は"剛太刀"から出現して欲しかったというのが本音です
ただメイン武器が太刀ではない私が言っても余り意味はないのかも知れませんが・・・
それでも逆に考えれば
実装されてもう直ぐ2年を迎えようとしているエール=ダオラが
今も最高峰に近い位置に居る事は
進化の流れが速いMHFにおいては幸せな事なのかも知れませんね。



MHF週間私的武具マニアックス 第42回 エール=ダオラ  完