今年の最後にも関わらずMHFの事は語らず

本日は大晦日
例年は都内の某居酒屋で
ハッピーニュイヤーダァーー
をしていたのですが
今年はリアフレ達の都合が会わなかったので断念
なので時間の余裕はあれども
さて今年最後に何書こうかなぁと迷った末の結論
というか今日は土曜日なので
競馬ネタ
で本年を締めくくりたいと思います
・・ますますMHFブログから遠のいてますね・・
でわでわ
興味のない方はそっとブラウザ終了推奨コーナーの始まりーー





さてと
一応今回の趣旨として
"自分の記憶のみ"を頼りに書いてみようと思います
つまり記憶違いなどで事実と違う事を書く可能性が高いかもしれません
(普段は記憶がスタートで書く前や後で確認のために事実確認はしてます)
なのでもし間違ってたらゴメンナサイ
では改めて
始まり始まりーーー




ケイティタイガーという馬が居ました
その馬を生で始めてみたのは
1998年2月の府中開催
メインレースには香港帰りのサイレンススズカが出走し
その後秋までの快進撃のスタートとなったOP特別
バレンタインステークスが行われていました
しかし私の目的はメインではなく
特別競争1リース目
つまり第9レースに行われていた
東京障害特別でした
初めて競馬を見たときには存在すら知らなかった
"障害競走"
私がそれにどっぷりとハマる切っ掛けになったのが
ケイティタイガーが勝った
前年度の中山大障害でした
当然その時ケイティタイガーの馬券を握り締めていた理由はただの名前買い
しかし結果として私の財布は次の日の有馬記念のマイナスを埋めて余りある利益をもたらす事になりました
その日初めて障害レースの馬券を買い
お世話になった馬
当然その後はどの競争に登録してくるのかを調べ
件の東京障害特別に出走してくるとわかった為に馳せ参じた次第
そしてそのレースでもケイティタイガーは勝ち
前走の勝利が決してフロックでないことを自らの力で証明してくれました
その後当時の障害競走の宿命でもあった
極量を背負わされ続け勝ち星を増やす事ができないまま
ケイティタイガーは引退しました
その時と時を同じくして
ある平地重賞勝ち馬が平地に早々と見切りをつけ
障害デビューをしていました
その馬の名前はゴットスピード
障害デビューは惨敗でしたが
徐々に飛ぶ事に慣れてくると元々の能力の高さから
障害競争を連勝していきやがて全ての障害馬の目標でもある
中山大障害にコマを進めていきました
しかし普通の障害競走と中山大障害には大きな違いが存在します
その違いは"大障害コース"と言われる年に二回しか使われることがない
高難易度の障害コースです
その最大の特徴は障害物の高さ
平均的な障害の高さは大体1.3メートルなのですが
この大障害コースの障害の高さは1.8メートルとかなりの高さ(昔はもっと高かったそうですが・・)
でこの障害を全馬乗り切ったら会場から拍手が起きるほどなのです
そんな中山大障害の壁にゴットスピードも最初は跳ね返されました
そしてゴットスピードの出世に少し遅れてある馬が
"デビュー前からの"予定通りに障害デビューを果たしました
そう一般的な中央競馬のレースの序列は
芝中長距離(つまりクラシック)→芝短距離→ダートという格付けが"未だに"意識されており
(実際にはそんな序列など存在しない)
そのどれもに対応できない馬が
"障害落ち"するのが現在もさほど変わらぬ障害馬の現状です
なので牧場の配合の時点で障害レースを目指す関係者は稀で
その稀な定めを背負ったのが
ゴーカイという馬でした
その2頭が始めて顔を合わせたのが1999年の中山大障害
時を同じくして障害レースのテコ入れがようやく行われ
クラスの単純化やJ・Gと言う名のグレード制
春と秋の2つが存在した中山大障害
春は中山グランドジャンプという国際競争に姿を変え
中山大障害(秋)という正式名称だった中山大障害から(秋)の字がはずれ
年末障害頂上決戦となる中山大障害に生まれ変われ
斤量も定量(それまではハンデ戦)になるなど
障害界をもっと盛り上げようとの当時の中央競馬理事長の肝いりにより実現したものでした
その肝いりで生まれ変わった最初の中山大障害で2頭がぶつかったのです

一般的に走る距離が長いほど着差はつきやすいもの
中山大障害の距離は4100mで平地の最長距離の重賞ステイヤーズステークスよりも500m長く
更に障害が設置されている為平地の競争よりも着差はつきやすいものです
そんな中山大障害でこの2頭の着差は
ハナ差
当時始めて中山競馬場にこのレースを見に行った私は
すごいレースを見た衝撃に体が震え
このレースがメイン競争(土曜日の準メイン)で無い事が腹立たしくもありました
その後ゴットスピードはこのレースで燃え尽きたように精細を欠き
しばらくして"地方に"落ちていきました
そしてもう一方の雄ゴーカイは
春の中山グランドジャンプを外国馬相手に勝ったりしていましたが
結局"中山大障害"を勝つことはなく
引退する事になりました
その両雄が居なくなった後も
例えばブランディステイエムドラゴンなど
素晴らしい障害馬が出現し海外からも中山グランドジャンプを3連覇した
カラジなどが現れてくれましたが
出来ればもう一度あの胸が熱くなるような
"両雄対決"が見てみたいものです
では本日はこれにて失礼。
追伸 本年もご愛読感謝いたします 出来れば来年も読んでいただけた皆様が楽しめるようなブログを目指して
そっと過疎なままで頑張りたいと思います では皆様にとって来年がいい年でありますように
本年はコレにて失礼。
2011年12月31日 おすしやさん