最近59キロも見なくなってきました



本日行われた第59回 日経新春杯(G2)は
トップハンデ58.5キロのトゥザグローリーが快勝
2着に3番人気のダノンバラードが入る結果になりました
レースが終わってから思い出したことでもありますが
私が競馬を始めた頃のハンデ戦での"酷量"と言われていたのは
60キロでした
それが59.5キロになり
59キロすら最近見なくなってました
(グレード別定ではG1馬が背負う重量ですが・・例えば去年のオールカマー時のアーネストリーなど)
そして去年のローズキングタムが背負った58キロを
"重い"と感じていたのです
競技の側面も当然ある競馬ですから
時代が経てばその時代によって背負う重さに違いはあるのは当然ですし
感じる感覚も変わっていくものですが
現在古馬G1で古馬が背負う斤量は57キロ
この斤量は私が競馬を始めた頃から変わってません(牝馬は2キロ減)
その最低基準(全ての馬にハンデとならない斤量という意味)
が変わってないのに"ハンデ戦"の斤量基準が軽くなりすぎると
結果として"ハンデ戦"の意味が無くなってしまうのではないか?
という疑問を感じてしまいました
当然テンポイントの悲劇などを再び見たい訳ではありませんが
レースの種類として存在する"ハンデ戦"とは
本来"強い"とみなされた馬に"重量"というハンデを科し
出走馬全頭に"勝つ可能性"を与えるという目的なのですから
出走馬を揃えたいという目的で不当に思える実績馬の"軽ハンデ"は
やりすぎると結局"ハンデ戦"の立ち居地が無くなってしまうのではないか?
と感じてしまいました
さて来週はAJCC平安ステークス
双方"強い馬"が出走を予定してますので
予想としては難しいのですが
"別定"重賞ですから
"ハンデ"という要素を加味する必要はなさそうですね
では本日はコレにて失礼。