MHF週間私的武具マニアックス 第40回 ラファール=ダオラ

こんばんわ
本日アホ運営様のお陰で二度目の更新になりますが
どうかこのグチ度満点ブログにお付き合い頂ければ幸いで御座います




では本題
今回は強すぎた故にMHF史上最大級の紆余曲折の運命を辿った"名器"です

ラファール=ダオラ
通称"ラファ"
攻撃力 350 氷属性 210 会心0% スロット 1
デフォで長い青ゲージを持ち切れ味+によりその長さは更に伸びる(数値的には200)
双剣の弱点でもあった手数が多いゆえの他の武器種よりも格段に早い切れ味の消費を補える
その長い切れ味ゲージが最大の特徴




生産の手順は




伝説の職人のみ生産可能




鋼龍双       →鋼龍討伐の証×10 古龍種の厚鱗×4 古龍種の靭尾×5 鋼龍の宝玉×1

ラファール=ダオラ →鋼龍討伐の証×20 古龍種の剛翼×4 古龍種の堅殻×8





毒麻痺弱体化前と後ではそもそも対象モンスである"剛クシャ"の難易度が格段に変わっている為
殆ど全ての武具が時間の流れとともに生産難易度が落ちていく傾向があるMHFでは珍しく
実装直後はともかく笛1アルギュ3の対"剛クシャ"構成が幅を利かせていた頃が一番狩猟難易度が低く
それが使えなくなった現在では"それなりに"討伐難易度は高くなりました
他の必要素材では生産に必要な"古龍種の靭尾"が当時中々手に入らない物でしたが
現在では剥ぎ取りでこの素材を取ることができる"古龍剛種"が多数存在するため相対的に取得難易度は下がっています
(実装直後の剛ラオに行っていた人達は尻尾がそれなりの確率で剥ぎ取れた為さらに取得難易度は低くなっていたと思います)
後は強化に必要ないつものストッパー素材"古龍種の剛翼"実は実装当初必要強化素材は"古龍種の剛角"でした
それがラファのあまりの強さに運営が強化素材上方修正という前代未聞の仕様変更をし今に至ります
(私の知る限り現在までラファ以外に素材上方修正を行われた武器は存在しません)

これがその記事です
なので時代の流れとともにこの武器の生産難易度は
実装当初から攻略法が確立され初期の素材で所得難易度が高かった"古龍種の靭尾"と"古龍種の剛角"が"剛ラオ"の実装により
一気に難易度が下がりその後素材変更されるまでの期間が一番低く(具体的にはシーズン5.5〜6.0の間)
その後ストッパー素材である"古龍種の剛翼"に変更された直後に難易度が跳ね上がりその後"暴君"などの配信により徐々に下がり
最終的に毒麻痺弱体化によりクエストの難易度が以前より上がる(野良でやりにくくなる)という経過を遂げました
MHFに実装されている武具は既に数千にもなっていますが
これほど生産難易度が時代と共に上下した武器を私は他に知りません
そうなった理由はやはり"ラファール=ダオラ"がMHFの歴史に残る強い武器だったと言うのが理由なのでしょうね





"ラファール=ダオラ"が実装された当時どれぐらいの衝撃だったかと言いますと
この武器が実装される以前の双剣の攻撃力は
特殊リーチ武器以外は基本的に308という数値が上限で(数少ない例外が無属性SP武器とマイナス会心付きの一部無属性武器など)
その上限を一気に超える属性付き350という火力
さらに近接武器と比べ圧倒的な手数を誇る双剣という武器だからこその悩み
"直ぐに落ちる切れ味をどうやって維持するか?"
ある狩人はその答えを切れ味+に求め ある人はそれに+高速研石をつける
そうやって高い攻撃力を維持するのが当時の双剣の運用方法でした
そんな悩みを一気に解決するラファの長い切れ味それも匠無しで150という数値の青ゲージ
その圧倒的長さは切れ味+を付けなくとも十分実戦に耐えるものでした
私が生産した当時切れ味+を付けるにはまだ"シルアカ"や"トリアカ"などのテンプレ
(当時でも大3や耳栓を付けなければ発動は可能でしたが・・)装備しか選択肢はなかった時代
そういったテンプレが嫌いな私は実装直後はまだHR100以下だったこともあり実際に生産するまではまだ時間が必要でしたが
「いつか剛双剣を作るとしたら絶対にラファを作ろう」
と決断させるに十分な魅力を持つ物でした
その後幸いなことに私が生産した時期は前述の生産難易度が上下している中でも一番難易度が低かった
"剛ラオ"実装直後だった為証以外の必要素材に困ることはなく
証集めも"ペルレプレーマ"でヘビィボウガンデビューした直後に効率狩りに必須だったアルギュ=ダオラを生産し
野良や身内との連戦で比較的容易に生産することが出来ました
そしてようやく手にしたラファは私を夢中にさせるには十分なもので
相当期間双剣=ラファという認識で私は使い続け
挙句に前述の強化素材変更のアナウンスがあったときには「これは今のうちに作っておいたほうがいいな」
とセカンドキャラのパメラ・ポーにも持たせ
紫団作成の為に2サバで現状最後に生まれた4人目のキャラ"寿司魂"の汎用装備に切れ味+を付けない方向で製作したのも(4部位ファラン構成頭入れ替え装備)
「とりあえず野良で行くときはラファ持たせればいいだろう」とその時には強化素材が"古龍種の剛翼"に変更されていたにも関わらず
即効で生産(剛猫武器実装前でしたので討伐の証は余ってました)したほど
私にとってラファ→"これさえ持たせれば問題なし"という武器の代表格でした
気が付くと私が複数生産している剛武器でも最大数である3個を生産したことになりました
(現在は別サバを含めてネブララピスが4個でトップ他に複数所持はラファと同数の3個でバール=ダオラがあります)
その天下は私個人の感想ではなく実際に双剣といえばラファと言われる時代は相当長く
ラファ以降に実装された剛双剣がラファが強すぎたせいかどれも最終的にはラファには及ばない性能の武器ばかり実装され
メゼポルタ内でも一番見かける双剣はラファと言う時代が長く続きました





その足音に私はしばらく気が付くことはありませんでした
2009年12月 シーズン7.0アップデート 双剣鬼人化修正 是に付随して乱舞中の属性攻撃の威力が元に戻される
                       つまり双剣にスタミナスキルが必須となる
                       更にカフ実装に付きスキル"匠"の生産難易度が下がる これらの仕様変更によりラファの特性である
                       匠が必要ない事に意味がなくなりつつあり ラファの唯一の弱点であった属性値が低い事が後々止めとなる
                       がそのことに私は全く気が付いてませんでした

2010年 4月 シーズン8.0アップデート 業物2実装 この新スキルと匠の生産難易度が落ちた事で今まで見向きもされなかった
                       切れ味がいい匠発動時白ゲージ以上の切れ味を持つ剛双剣が脚光を浴びる
                       そして最大の出来事は秘伝書システム実装(SR) 最初は取得に必要な書物が中々取れない為
                       SRを持つ人も少なかったが書物所得確率緩和により徐々に浸透し やがてSR双の乱舞改の特性
                       "乱舞より手数が少ないのに乱舞よりも高火力を発揮する"が発覚した頃から匠業物2SR双剣が徐々に指定されていく
2010年 8月 2010年アニバパッケ発売 このキットとターボパック3のデスモを使った対ラヴィ用装備"ヴァンデスモ"が構成され匠業物2装備は更に広がりを見せる
                       この時点で世間的には既にラファが最高峰ではなくなったらしいのだがこれらの課金防具を所持してなかった私は
                       その事実に全く気が付かず特4ラファ装備を考えては「こっちのが強いでしょ?ラファだし」
                       などと全く根拠のない思い込みをし続けていた・・・当然双のSRも非所持
2010年 9月 シーズン9.0アップデート 目玉防具であったベルFXの実装によりスキル"匠"はスタミナスキルと込みで"最低限つけるスキル"と化す
                       この頃ようやく匠装備が整いだした私であったがまだ特4ラファに拘りSR双も取らず
                       必死にベル穴で乱舞する日々 周りの冷たい目にも全く気が付かず
2011年 1月 シーズン10アップデート  超絶のピアスの実装などにより遂に匠業物2装備を生産した私
                       そしてハンマーのSRが600を超えランスも600が見えてきた頃ようやく双のSRを取得
                       しばらくはレア制限の為ラファを使えない日々
                       当然私は「いつかラファ背負ってやるぞぉ」と思ってました


そして訪れたその時
あれは今年の春頃だったでしょうか
ようやく双のSRが300を超えベル穴に最低限必要と言われていたHL生産券から作れる双剣"コルプランド"を使える様になった時
あるフレから言われた一言が私のラファ信仰を終わらせました
フレ「コルプあればベル行けるよー特4ラファと変わらないし」
私 「コルプってラファより強いの?」
フレ「会心と属性でベルだとラファより強いよーー」
私 「・・・・・マジデスカ・・」
フレ「うん」
その後詳細な対ベル武器別ダメージ表を見た瞬間に私の中にその瞬間まで残っていた"ラファ最強神話"は
音を立てて崩れていったのです
どんなに長いゲージを持っていても
その少ない属性値と匠を付けても白以上にならない切れ味
元々得意武器(それ以外まともに使えない)がハンマーである私は特にSRが実装されてから以前にも増してハンマー使用率が飛躍的に伸び
その間昔なら当然仕入れていたはずの他の武器種の情報をほとんど仕入れていない時期がありました
そう私がせっせとハンマーを担いでいた間に世間のラファに対する評価は以前と全く異なり
必須武器の時代から気に入ったのなら作れば?という程度の評価へと下落していたことに私は気づいてなかったのです
気が付けばメゼポルタであれだけ見かけたラファはほとんど見ることはなく
変わりに"ピザカッター"や"工具"や"白装束バチバチ双"が目立つようになってました(ピザカッターは最近見なくなりましたが・・)
進化を続けるMHF
その中でハンマーに夢中になっている間
双剣に関して私は"浦島太郎"状態になってしまっていたのでした







その後双剣のSRは400台になりましたが例えば600にする為の努力は全く行っていません
だって
ラファでソイソイしたくて双取ったのに600になってもラファを使う機会は殆どない事に
気が付いてしまったのですから・・・
かつて最強の名を欲しいままにした伝説の双剣が存在した
名前は"ラファール=ダオラ"
その素晴らしい見た目と破壊力なにより双剣と相性のいい匠要らずの長い切れ味を誇る名器だったよ

今も新しくメゼポルタに生まれている狩人達に
もしも私が双剣について尋ねられたら
前述の言葉をいう事でしょう
ラファール=ダオラよ永遠なれ!





MHF週間私的武具マニアックス 第40回 ラファール=ダオラ  完