MHF週間私的武具マニアックス 第43回 巨龍ガン

1日遅れのこんばんわ
今回のお題は究極の"とんがった"武器です

巨龍ガン
攻撃力 276 フル強化時 336 会心−10 スロット 0
装填速度 普通 反動 中
超速射対応 通常弾レベル2




使用可能弾丸は以下の通り

その特徴はスバリ
通常2超速射だけをひたすら撃ち続けられるというもの
装填数UPスキルを付けると装填数は10発になり
ソレを撃ち尽くすまでに発射される弾丸の数は・・
なんと95発
そして撃ち尽くすまでに掛かる時間は・・
約5.5秒
なので超速射をしている姿はまるでガガガガガと振動を続けている掘削機のように見えてしまいます




次に生産の手順は
伝説の職人のみ生産可能

老山龍討伐の証×20
古龍種の特上毛×3
古龍種の重殻×5
古龍種の角×12

元々オリンポスを筆頭として"とんがった"武器が多い剛ラオ武器ですが
そのせいなのか基本的に"剛ラオ"武器で全般で"素材がマゾい"武器はあまり存在しません
(あえて言うなら太刀ぐらいでしょうか?)
ですので"巨龍ガン"も例には漏れず特にマゾい素材はなく
あえて言うなら"討伐の証"が近接武器では中々倒しにくいという点で
マゾいと言えるのかもしれません
ただ実装当初はヘビィ4orヘビィ3+笛1で始まりその後"北斗"4or"北斗"3笛1
(現在では北斗→フルグルへと貫通超速射のベスト武器は変わってますが募集文で北斗↑と言う表現を見る為北斗でもさして問題は無いと思われます)
そして最近流行り出している
水強化ヘビィ水冷弾3+属性強化笛1
などガンがない人でも"旋律寄生"が可能でありますので(SR笛が必要な水冷足ハメでは笛が重要なのは言うまでもありません)
それほど討伐難易度が高い部類には入らないであろうと言うのが
個人的な感想ですね
そして何度かブログ上でも語っている通り
"ラオ"が大好きな私は当然のように"剛ラオ"実装時に生産可能だった"剛ラオ武器"は結局全種類生産し
その後に実装された笛や太刀も所有する事になりました
そもそも"ラオ"が好きな理由は私がMHシリーズを始める前まで遡ります
たまたま友人がプレイしていたMHP2の画面を覗いたときにやっていたクエストが
"ラオ"のクエストで(何のクエストかはさすがに覚えてませんが・・)
その迫力のある存在感と"上に乗れる"事に驚いたのが
初めての"ラオ"との出会いでした
ただプレイをする決め手になったのはその後ハンマーという武器の魅力に引き付けられたからですが・・






閑話休題
上でも述べている通り数ある剛ラオ武器でも最も"とんがっている"武器だと思う"巨龍ガン"
本来のガンを生かす方法の1つである
麻痺を筆頭とする"状態異常"弾を全く使用できないだけではなく
捕獲弾とペイント弾の"全ボウガン"が使える弾以外で使用できる(各対応弾丸追加スキル不使用の場合)弾は
通常弾と貫通弾のみ
そして超速射に対応しているのは他の通常2超速射可能剛ライトと違い
通常弾レベル2のみ
つまりひたすら通常2だけを超速射するだけというのが
その最大の特徴なのです
ですから実装当初は"ネタ武器"の扱いだったのは当然の成り行きでしょう
基本的に単独で超速射を撃ち続ける状況を作れない武器ですから
例えば下位の弱いモンスター(イァンクックなど)ならば超速射による"怯みハメ"などで倒しきる事が可能ですが
怯み値が高い相手ですと超速射をしている間に突進やブレス攻撃を受け
火力が高いモンスターなどは一撃で(ガンですから基本火事場状態なのは当然)死んでしまいます
しかしこの武器を最も活かし切る方法は"超速射を撃ち切る"事であり
その撃ち切る時間→約5.5秒相手がジッとしていなければその効果を発揮出来ないというのが
例えば同じ通常弾2超速射ライトであるバール=ダオラなどと比べて
(バールなどの7発装填通常弾超速射ガンは強制反動が出ない4.3で1リロードで2回に分けて撃ち切るのが最も火力が出るやり方です)
汎用性がない→使い道が少ないと言われていた原因のひとつです
(当然麻痺などの状態異常弾が撃てない事も大きな理由です)
ですから私自身生産した後試し撃ちで下位クックを秒殺して喜んだ後
「いいものだけど・・コレ何処で使えばいいんだろ?」
と考え込んでしまったのが当時の心境でした
まだ麻痺剣も存在せず所謂相手を"確実に"拘束するのは主にガンの役回りの時代でした
(一応一部の相手に対してバール2巨龍1笛1の構成もあるにはありましたが野良でその指定を見ることはほぼ無かったのでココでは割愛します)




それは今から数年前の年末
「剛チケがいっぱい貰えるクエストが来るらしい」
という噂が私の耳にも届いてきました
そのクエストの名は"棘と眠"通称"棘眠"
当初年末年始に"暴君"と1日おきで配信されました
最初はガチで身内や野良でやっていましたが
その内にある指定が目立つようになりました
"バール3笛1"
いつもの構成でしたが私は笛もうまく扱えず"バール"も所持していないのでやり方をフレから聞いていたのですが
ヒプやナスの麻痺は"ガンが行い"ナスの麻痺中にスタンを笛が行うという方法だったと記憶しています
そして更に少し日にちが経つと
笛が麻痺剣で麻痺を担当するようになり
そうなると麻痺をガンが撃つ必要がなくなり
ヒプとナス双方完全に固める状況で
"ひたすらガンは通常2を撃つだけ"でいいのではないか?といった風潮となり
結果としてその状況で一番最適なのは・・・
そう"巨龍ガン"がメゼポルタで初めて"指定"されたのです
そしてこのときはまだ通常弾強化+火事場装備しかなかった私ですが
(キャラバンの暴れ打ちはまだ一般的ではなかったと思いますし"狙い撃ち"はまだ未実装だったと記憶してます)
それでも当時意外に所持者数が少なかった"巨龍持ち"でしたので
野良で参加してもまず断れる事はなく
ひたすらクエストを回しまくり
常に100枚を切っていた私の剛チケは気が付けば1000枚を大幅に超えることになったのです
ライトと言えば=バールという時代
個人的な意地でバールを持つ事を拒否していた私が
初めて野良で"剛ライト指定"に参加する事が出来た武器が
"巨龍ガン"だったのです
その後年明けの不具合(たしかロールバックだったかな?)の保障として再び棘眠が配信されるに至り
私の剛チケは1500枚どころか2000枚をも見えるほどの枚数まで増え
これ以降私は"適正クエ"から卒業する事が出来たのです






その後何回か配信された棘眠
そしてその間に私のガン装備も充実していき
シーズン10以降ではこの装備が定番となりました



カフ:                   精密射カフPA1 ●
武:                   ○ ○ ○
頭:超絶のピアスX      Lv7 127 剛力珠 剛力珠 剛力珠
胴:ラヴィFXレジスト    Lv4  83 剛力珠 針穴珠
腕:気功F腕環・青      Lv7  86 剛力珠 剛力珠 達人珠
腰:スフィアFコート     Lv7  86 仙人珠G 仙人珠G 針穴珠
脚:エクエスFXレギンス   Lv7 109 剛力珠 剛力珠 剛力珠

防御力:491 火耐性:4 水耐性:4 雷耐性:4 氷耐性:4 龍耐性:4

発動スキル
超高級耳栓,見切り+4,攻撃力UP【大】,狙い撃ち,餓狼+2,火事場力+2,通常弾・連射矢威力UP,装填数UP,はらへり倍加【大】




最近の基本ガン強化スキルである
弾強化&狙い撃ちを付けるのはもちろんのこと
本来のガンナー(ライト&ヘビィ)では必須と言えるスキル
反動&装填数&装填速度の内
通常2撃ち切りが戦略である為に
反動&装填速度が必要なく
変わりに個人的に1番の弱点と感じていた
デフォで会心−10という会心率の低さを補填する為に
見切り+4にし野良で指定される可能性が高い"キャラバンスキル"暴れ打ちも取得し
更に"最速"を狙うときには"劇薬ガロウ"を発動させる・・
今では当たり前とも言える"特定ガン専用装備"ですが
未だに私が重要視しているのは
"貫通強化装備"と
年に数回しか使う可能性がない
"巨龍ガン専用装備"です
だって
私にとって"巨龍ガン"とは
昔から心の奥に存在してきた"バールコンプレックス"を
払拭してくれた愛するべき存在なのですから。




巨龍ガン 例え使い道が少なくともその一瞬のみに輝きを見せる武器
その職人の如き存在感こそ私が今でもこの武器に惹かれる原因だと思います




MHF週間私的武具マニアックス 第43回 巨龍ガン  完